長文になるので、気が向いたらお読みください。

 

 

わたしと植物たちとの出会い

 

私は長く営業という仕事に携わり、日々ノルマの達成やお金の回収や納品、クレーム処理といった仕事に従事していました。

 

そんな日々を10年以上繰り返しているうちに、「こんな毎日でいいのかな。」「つらい」「逃げだしたい。」・・・「でも、子どももできたし・・・逃げるわけには・・・」と自分の居場所が無くなってきました。

 

そんな時、菜の花たちやユリたちやツツジたちが季節季節で励ましてくれているように咲き誇っています。

時とともに毎年、律儀に咲いてくれます。植物はその場所から逃げ出すことができない生き物です。だから、その場所に自分自身が順応しないと生きていけないのです。

 

人間は嫌になったら、その場所を逃げ出したり、気分転換をしたりと選択することができます。でも、植物は与えられた環境で必死に生きています。それを見て、自分の甘さを知らされることになります。

 

そんな一生懸命な植物たちを見るにつけ、愛おしい気持ちとその成長を見守ることが楽しみになってきました。

 

私のくすんだ気持ちを和らげ、前向きにひたむきに生きることを教えてくれた植物たちに感謝を込めて普及活動に取り組んでいます。

 

ありがとう。本当にありがとう。生きるってどういうことか教えてくれてありがとう。